Q,50代 男性
私の場合膀胱に近いところまで前立腺癌が進行していたそうです。
今は癌は無く(PSAも安定しています)綺麗だと言われています。
残された副産物?が尿漏れです。
普通なら8~9ヶ月で治ると聞いておりましたが・・・
そこで、お声を掛けさせて頂いた訳ですが・・・
大学病院の担当医は、骨盤低筋体操をしっかりやって貰いたいと何時も言われます。
手術から1年10ヶ月がですが、
今まで一度も骨盤低筋体操欠かした事は有りません。
(朝15分、夜15分以上がパターンです。プラス時間があれば行います)
時には億劫になる事もありますが、何時までもオムツでは困りますから・・・
A,骨盤底筋体操は、もともとは出産などで緩んだ筋肉を強化して、
尿道括約筋の締まりをよくするために実施されるものです。
男性にも骨盤底筋体操があり、尿道括約筋を強くすれば漏れがなくなるとして
勧められることが多いようです。
しかし、男性の場合に、特に前立腺に異常があった場合には、
前立腺が肥大しないようにすることも大切です。
水道でいうと、尿道括約印は蛇口のようなもので、
前立腺は水道の元のコックのようなものです。
前立腺は膀胱の出口を取り囲むようにあって、
肥大すると尿道を圧迫するようになって、尿の出を悪くします。
そのために、出切れなかった尿が、後になって漏れるということにあります。
前立腺は、血液中の男性ホルモンが不足すると、
男性ホルモンを前立腺に多く取り込むようになります。
多くなった男性ホルモンは、前立腺の中で悪玉の男性ホルモンになり、
それが前立腺の細胞を肥大されていくようになります。
男性ホルモンを減らさないようするには、
医療機関での指導を受けるべきでしょう。
(健康ジャーナリスト小林正人)
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