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2013年6月13日木曜日

頻尿・尿もれ対策トレーニング

頻尿の治療方法としましては、一般的に専門医から処方される薬があります。
その他の解消方法としましては、副作用の心配がないサプリメントや漢方薬といった方法もあります。
また、直接的に効果的なトレーニング方法もございます。
骨盤底の緩みは頻尿の原因となりますので、この骨盤底筋の筋肉を鍛えていくことで、尿道の閉まりが改善されていきますので、尿漏れや頻尿の改善・防止する方法です。
恥骨と尾底骨をつり橋のようにつないでいる筋肉が骨盤底筋です。
この骨盤底筋が緩んでしまうことで、膀胱、直腸、さらに女性の場合は膣、子宮などの臓器が下がって頻尿の症状が起こってきます。骨盤底筋トレーニングによって、尿道や肛門を締めるコントロール力がついていきますので尿もれを防ぐことができます。
骨盤底筋体操はとても簡単ですので誰でもすぐに行うことができます。
このトレーニングでは、骨盤底筋を鍛えていきます
まず、肛門や膣の周辺の筋肉を締めるため、ゆっくりと呼吸をしながら意識して5秒~10秒程度ギューと締め付けてください。
できましたら、今度は締めた筋肉を緩めてリラックスな状態にしていきましょう。この動作を何度も繰り返して行う体操となります。
このように、筋肉を締めたりゆるめたりを1セットとして、1日10セット以上をトレーニングとして行ってください。
3日坊主にならないよう、根気強く気長に行っていくことで効果を実感できるかと思います。
薬とは違い、次の日すぐに良くなった!ということはありませんが、約2~3ヶ月程度は継続して行っていきますと、たいていは7割程度の方が改善されてます。
尿もれ、頻尿以外にも健康的な体操ですので、ぜひ継続して行ってみてください。

原因は冷えの場合も

男性の場合、前立腺などといった頻尿が多くみられますが、実は女性にも頻尿で悩んでおられる方はいらっしゃいます。
頻尿が原因で尿もれを起こすといった女性の頻尿は、男性よりも多いです。
女性の場合は、体の構造上、尿道の長さが男性の4分の1しかないので、尿もれが起こってしまいます。
女性の頻尿の症状として、緊張やストレスから起こる「神経性頻尿」、力を入れた時やくしゃみ、咳をした時に起こる尿もれ「腹圧性尿失禁」があります。
その他では、純粋に水分摂取が多い頻尿もあります。
また、妊娠を気に尿もれになってしまうという方も大勢おります。
妊娠すると子宮が大きくなり、それに伴い付近の膀胱などの器官が圧迫されてしまうことで、尿もれや頻尿になります。
一般的には産後の尿もれともいられてます。
これには、一番効果的な体操方法としましては、「骨盤底筋体操」が雑誌等でも多く紹介されております。産婦人科でも勧められております。
女性の方に多い、「冷え」も頻尿の原因としてあげられます。
体が冷えることで、膀胱が縮んでしまうため、尿が溜まりやすくなってしまうからです。
そのためには体をなるべく冷やさないように注意してください。
冷え症の方を含め、特に冬場などは冷えに気をつけてください。
普段から冷え症の方は、軽い運動を取り入れたりして体を動かすと同時に代謝をあげるように心がけてみてください。
暑い時はどうしても冷たい物が欲しくなりますが極力、夏場でも冷えた飲み物を摂らないように、常温で飲むことをオススメします。

尿トラブルの主な原因

頻尿の原因としては世間では「年齢のせい」だと言われることもありますが、ストレスが原因ある場合もあります。
ストレスを感じやすい神経質の人が頻尿になりやすいとも言われております。
頻尿の種類でもストレス性のものがこれにあたります。
ストレスが原因でトイレの回数が増え、さらにストレスを感じてしまい、悪化していくのです。
ストレスとは別に緊張もあります。大事な発表会や会議、人前に立つ時やテストの前などに緊張してトイレが近くなることもあります。「緊張=トイレに行きたい」とインプットされ、その度に行きたくなってしまいます。
このような場合は、やはり一番はリラックスする。落ち着く。などがよい方法だと思われます。一旦、深呼吸をしたり、体が緊張しているのでストレッチや体を動かすことでストレスや緊張を和らげることができます。
ストレスなどの心因性の頻尿は比較的、高齢者の方よりも20代や30代の若い方の方が出やすいと言われてます。ですが、40代以上の方もおります。20代のころからの習慣になってしっていることもあげられます。
一般的に歳を重ねるとトイレが近くなると言われるのは、何が原因なんでしょうか?
その一つに挙げられるのは、年齢と共に運動する機会が減ってしまう。ということがあります。学生時代は運動量が多く、排尿以外にも汗として不必要な水分が排出されていましたが、汗をかく機会が減り、その分排尿によって水分を排出する必要があるため、トイレの回数が増えてしまいます。
その他には、運動に重なって代謝が減っていくこともあります。
また、女性の場合、女性ホルモンの低下も原因の一つです。
年のせいだからしょうがない。と諦めるのではなく、普段の生活で不足しがちな栄養をその他のもので補ったり、運動不足の場合は適度な運動を取り入れることで十分解消できると思います。
20代の頃と同じ生活をしていれば、衰えや負傷部分が出てくることが避けれれません。
ですが、しっかりと対策を心がけていれば、若い頃のような体を維持することはできると思います。
薬でその場しのぎの対策をすることもできますが、じっくり時間をかけて本来体のもつ力で健康な体づくりを心がけていただきたいと思います。